オーケストラファミリーコンサート前回の様子(2013年実施)

2014.12.24 UP

オケ ラスト 

「オーケストラファミリーコンサート」では、900名を超える参加があり、何よりもうれしかったことは半数以上が子ども達であったことです。 子ども達に本物を伝えたいと取り組んできたので本当にうれしく思います。 今回も、幼稚園・保育園・小学校などでチラシの配布などのご協力をいただきありがとうございました。 新聞にも取り上げていただき、途中お断りをせざるを得ないほどたくさんの幼児のご家庭からの申し込がありました。 数年前だと小さい子に(生の舞台芸術を)みせてもわからない、との声が多数でしたが、0〜3才の申し込みもとても多く、幼い時からこそ本物を体感させたいと望まれている方の多さに、これまでセンターが発信し続けてきたことの意義を再認識しました。
※100件以上お断りすることとなり、大変申し訳ありませんでした。

中之島会場全体

 前回のコンサートよりも参加費を抑えたことで、「ファミリーコンサート」の名にふさわしく、ご家族での参加が増えました。騒ぐ子どももおらず、子ども達の感じる力に大人は驚かされ、やはり本物はすごい、との声をたくさんいただきました。
また、見知らぬ人どうしが、一瞬一瞬の感動や会場内が一つになる喜びを共有し、大げさかもしれませんが、この世知辛い世の中でも仲間が増えた「人は信じられる」ということを、子ども達に伝えられたのではと思います。

 今回の取り組みでは、コンサートの成功に向けて寄付をいただいたり、学校へのチラシの配布依頼の電話かけや、チラシの配達・ポスティング、参加の呼びかけを、子育て世代の会員の人達と共に行うことができました。文化の大切さを我が子以外にも広げていく仲間が増えたことが、何よりも力となり、うれしく思います。

 今年は文化鑑賞が充実するなかで、子ども達に本物を伝えたいもう一つに体験活動があります。自分達で創造し、作りだす体験はもちろん、今年は田植えや稲刈りなどの自然体験も新しく始める予定です。そして、体験活動を通して子ども達の心身の調和と成長を目指し、子どもらの集団作りをします。子ども達が成長できる環境を、共に広げていただけますよう、よろしくお願いします。(「子どもセンターあさひニュース2013年2月号より」)

メディアへでの紹介

                                  
大阪府芸術文化振興事業補助金に対しての意見・要望(アンケートより)
○ 2 才児が体験できる文化事業はあまりないので今後増えてほしいと思います。(30才)
○ 半数以上が子どもなのに、泣く子もさわぐ子も走る子もいない!皆大フィルの音楽に夢中になったのかな?音楽も演劇も小さい頃から本物にふれたいですね。(41才)
○ 小さなうちから本物の芸術に触れさせることはとっても素晴らしいことだと思います。行政の助成がとぎれませんように!
○ 未来への投資となりますが、やるのとやらないのとでは大違いと思います。(8才児の母)
○ 文化・芸術にはお金がかかる。心の栄養として重要なものには税金を使っても良いと思う。目に見えなくても大事なものを大切にする大阪府であって欲しい。国際社会へ出ていくには文化芸術を理解することが重要です。(46才 女性)
○ 大阪の文化を守るため、決して削減すべきでない。次々と予算を削ってカジノや放射能汚染ガレキをもちこむのは許せない。(36才)

○ 事業補助だけではダメ。文化芸術団体への運営補助を断ち切るな。(73才 男性)
○ 芸術文化の体験で育つ心の価値ははかり知れないと思う。(40才女性)

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                      かんそう  

○ しきしゃの人の体がおどっているようでおもしろかった。わたしも花たばをわたしてみたかったです!!コンサートマスターのお姉さんがかっこよかったです。またみてみたいです!(小学2年生)
○ たのしかったよ またききたいです。さんぽのきょくがたのしかったです。とてもじょうずにできていました。しんばるがやりたいです。すごかったがっきは、ちゅうだいこです。むずかしそうながっきは、くらりねっとでした。(小学1年生)

感想イラスト全体感想イラスト楽器

○ 楽しそうに子どもが聞いていたのでよかったです。動き回るかと思ったら、大きな声を出さずに聞いて、本物はすごいと思いました。(36才)
○ ウィーン楽友協会の様なこのホールで大フィルの演奏を聴けて良かったです。(35才)
○ 子供が生のオーケストラを見る聞くことが体験できて良かった。大人になっても忘れないと思います。(9才の祖母)