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芸術 2010年度の舞台鑑賞

2010年5月で子どもセンター完成5周年を迎えます。
それを記念し大阪センチュリー交響楽団のオーケストラ・ファミリーコンサートを開催します。 
また子どもセンター設立の呼びかけ人になっていただいた 茂山千之丞さんの狂言も開催いたします。 

こどもたちによりよい文化・芸術をつたえてゆく
取組みを広げてまいります。 
ご支援よろしくお願いいたします。





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5月23日(日)
「オーケストラ
ファミリーコンサート」

大阪センチュリー交響楽団
10月31日(日)
「時計が止まったある日」
劇団サダリ(韓国)
11月21日(日)
「ぴーかぶー」
劇団風の子九州
12月12日(日)
「茂山千之丞
狂言の会」

茂山千之丞


1. 子どもセンター完成5周年記念 オーケストラファミリーコンサート


オーケストラ ファミリーコンサート                  [社] 企業メセナ協議会 認定
大阪府芸術文化振興事業 認定
出 演 大阪センチュリー交響楽団
指揮者 茂木 大輔 (NHK交響楽団首席オーボエ奏者/「のだめカンタービレ」音楽監修)
日 程 2010年 5月 23日 (日)
会 場

大阪市中央公会堂 大集会室

主 催 NPO法人子どもセンターあさひ
後 援 大阪府 大阪市 吹田市教育委員会 守口市教育委員会 寝屋川市教育委員会 
豊中市教育委員会 四條畷市教育委員会 門真市教育委員会 枚方市教育委員会東大阪市教育員会 門真市教育委員会 摂津市教育委員会 堺市教育委員会 
日本ユニセフ協会大阪支部

〜 もぎぎの「モッカンカンカン・コンサート」 (木管楽器大活躍!) 〜


<オープニング> *ビゼー:「カルメン」前奏曲

<第1部> 〜モッカンカンカンのなかまたち〜
  ・フルートのお話    *フォーレ:シシリエンヌ
  ・オーボエのお話   *チャイコフスキー:「白鳥の湖」より “情景”
  ・クラリネットのお話 *アドルフ・シュライナー:「インマー・クライナー」
  ・ファゴットのお話   *ベートーヴェン:「第9」より歓喜主題とそのオブリガート  など


<第2部> 〜モッカンカンカンではない楽器もあるよ!〜
  *マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
  *冨田勲:「今日の料理」
  *「サンダーバード」主題曲


<第3部> 〜おぼえた楽器のかつやくを見よう!〜
  *チャイコフスキー:「くるみわり人形」より “花のワルツ”  など



大阪センチュリー交響楽団

 

大阪センチュリー交響楽団 は、大阪府民に親しまれ、府民の誇りとなるオーケストラをめざし、1989年(平成元年)12月に大阪府により設立されました。

初代常任指揮者はウリエル・セガル(現名誉指揮者)が務め、 華々しいデビューを飾るとともに楽団の基礎を築きました。1997年4月からは高関健が常任指揮者を務め、斬新なプログラミングや新 ベーレンライター版によるベートーヴェン交響曲全集の録音等により、楽団のアンサンブルに一層の磨きをかけました。

2003年4月から首席指揮者に小泉和裕を迎えるとともに2005年に定期演奏会は100回を数え、演奏の緻密さに加えダイナミックな表現を獲得し、2008年4月からは小泉和裕が初代音楽監督に就任、加えて首席客演指揮者に沼尻竜典が就任し、2009年楽団は同体制のもと創立20周年を迎え、新たなスタートを切りました。

定期演奏会や特別演奏会などの自主公演をはじめ、依頼を受けての出張演奏のほか、公立オーケストラ活動の一環として様々な企画コンサートを行うとともに、様々な教育プログラムも行っています。
1993年「大阪府民劇場奨励賞」、'94年「ザ・シンフォニーホール国際音楽賞クリスタル賞」等受賞歴も多数。アメリカの主要8都市やアジア諸国等でも公演を行うなど国際的にも高い評価を得ています。

クラシック音楽やオーケストラは決して堅苦しいものでも難しいものでもありません。先入観念を取り払ってコンサート会場にお越し下さい。美しいメロディやハーモニーが自然に心に響いてきます。

指揮者 茂木大輔氏プロフィール




















→もぎさんからこどもたちへ
   メッセージはこちら♪


→もぎさんのブログより
   聴きどころはこちら♪


→公演後のメッセージが届きました♪
茂木大輔 (もぎ・だいすけ) オーボエ/指揮

 1959年東京生まれ。 ミュンヘン国立音楽大学大学院に留学。 修了後同大学オーボエ科の講師を経て、シュトウットガルト・ フィル第1奏者、1990年からN響首席奏者を歴任。 オーボエを丸山盛三(故人)、ギュンター・パッシン、宮本文昭などに師事。 その間、シュトウットガルト・バッハ・コレギウム、ベルリン放送響、ミュンヘン・フィル、バイエルン放送響、バンベルク交響楽団など国際的オーケストラに客演し、リリンク、バーンスタイン、ヨッフム、シュタイン、デユトワ、ヨーヨー・マなど世界的演奏家の薫陶を受ける。 帰国後もソリストとして宮崎国際音楽祭、アルゲリッチ音楽祭、草津国際アカデミーなどに出演。 多くのユニークなリサイタルを企画し実現するほか、モーツアルト、プーランク、「山下洋輔組曲」、ガーシュイン、自作自演集など多数のCDをリリースし、常に独自の活動が注目を集める。

1996年から解説コンサートでの指揮活動に入り、東京三鷹市芸術文化センターで年間3回のシリーズ公演を企画し、バッハ「マタイ受難曲」「ロ短調ミサ曲」「ヨハネ受難曲」「ハイドン交響曲シリーズ」「第9・初演再現」「英雄・徹底解説」などを上演し新鮮な感動を作り出す。 

 その後もベートーヴェン交響曲の「初演演奏会再現」や、大人向けの大掛かりなレクチャー付き解説コンサートで関心を集め続ける他、主に「茂木大輔の生で聴くのだめカンタービレの音楽会」など自らの企画によるコンサートを通じて、日本フィル、群馬交響楽団、仙台フィル、名古屋フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、九州交響楽団、広島交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、東京混声合唱団など全国の名門にも客演している。 指揮を故岩城宏之、外山雄三、 和声・楽曲分析などを大澤徹訓、野平多美の各氏に師事。音楽史学の大崎滋生教授に企画監修・レクチャーを通じて私淑している。

ジャズピアニスト山下洋輔との長年にわたるコラボレーションや、作曲自作自演、即興、作家筒井康隆の原作によるオペレッタの初演指揮、「たけしの誰でもピカソ」「のだめカンタービレ」(原作で取材協力、ドラマ音楽監修、コンサートの企画・指揮)など、特異にして興味深い活動は、ますますその幅を広げている。

2009年1月には東京オペラシティコンサートホールで、「山下洋輔プロデュース茂木大輔:プレイズ・ヤマシタ・ワールド」と称して、東京フィルを指揮。山下洋輔の新作2曲を初演、自作自演2曲(指揮、オーボエ)が大好評を得た。

執筆でも知られ、すでに10冊を越える著書がある。「オーケストラ楽器別人間学(新潮文庫)」は異例の長期セールスを記録し続けているほか、最新刊は「拍手のルール」(中央公論新社:4/10発売)。

06年、日本アカデミー演奏賞受賞。
艦船模型とその特撮、美術鑑賞、落語、料理、ジャズ演奏、マンガなど、趣味の多さ、水準の高さでも知られている。

大阪市中央公会堂

〜 大阪の文化のシンボル 〜

 



2. 「時計が止まったある日」   

    セリフのない仮面劇!子どもの感性を信じ、セリフがないからこそ伝わる想い。





あ ら す じ

しあわせなしゅんかんを
とつぜんこわす かなしいわかれ。

あるいてもあるいても
おわらない ながいにげみち。

そのみちのりのなかで であった
ちいさなともだち。

あんぜんなところへ もうすこしだけ
もっとあんぜんなところへと さまよいあるいていると…



象徴的であり、また絵画的な表現で描き出される戦争に関する悲しくも美しい話。



演 出 に あ た っ て  ― 作・演出 キム・ミンジョン ―


「時計が止まったある日」(2004 年韓国初演)は、戦争を題材にした韓国の創作劇です。この作品の出発点となったのは、『目をとじれば平和が見える旧ユーゴスラビアの子どもたちの描く戦争』(ユニセフ/ 編、斉藤倫子/ 訳、ほるぷ出版)という一冊の本でした。

 戦争を経験し、心に傷を負ったユーゴスラビアの子どもたちの絵と文章には、戦争の耐えがたい恐怖、その最中にあってなお驚くべき力で燃え盛る希望と平和への願いが込められています。

  大人たちが引き起こした戦争によって犠牲にされる何の罪もない子どもたち。信仰や人種・文化の違いが、なぜ人を殺すことになるのか、子どもたちには理解できません。ただひたすら、遊んでいた友だちが血だらけになって倒れないことを願うばかりです。

しかし、子どもたちも現実に対して考え、意見を表現する権利を持った存在です。「時計が止まったある日」は、子どもたちも社会の構成員であり、大人と同等の権利を持つ存在であることを認め、戦争の痛みと傷、そして平和について、子どもと大人が共に考えていこうという立場から制作されました。

「時計が止まったある日」が、子どもたちが自分自身を社会の構成員として、考え表現することの小さな出発点になることを願っています。



時計が止まったある日
                       2004 ソウル児童演劇賞特別部門賞(企画)受賞
                          2006 韓国文化芸術委員会「今年の芸術賞」演劇部門受賞
日  時 2010年 10月 31日 (日) 
出  演 劇団サダリ  (韓国・ソウル) 
会  場 阿倍野区民センター  大ホール 
主 催 NPO法人子どもセンターあさひ
参加者の感想
えんげきワークショップ交流会
日  時
2010年 10月 30日 (土)

韓国の伝統芸能をアレンジしたおめんづくりや、劇中にでてくる「光と影」をつかった
演出方法の体験! 韓国からきた劇団サダリと交流しよう!  (先着30名)

出  演 劇団サダリ  (韓国・ソウル) 
会  場 阿倍野区民センター (地下鉄谷町線「阿倍野」駅)  集会室1
主 催 NPO法人子どもセンターあさひ
当日の様子

劇 団 サ ダ リ (韓国・ソウル)

1988年子どもや若者を対象とした劇団として出発。
韓国の伝統的な遊び、物語、俳優の多様な身体表現を生かした舞台を創り続けている。
海外の児童青少年芸術フェスティバルへの参加や、海外劇団との合作・合同公演も行い、好評を博している。


作 品 に つ い て

戦争を題材にした韓国の創作劇。伝統的な仮面劇の手法を生かし、仮面とイメージ、身体表現の美しさで深いテーマを伝える。

明るく希望に満ちた演劇が子どものための演劇であるという固定概念のもとに制作されるほかの児童演劇とは異なり、戦争という重い素材を扱った作品として、児童劇の可能性と多様性を広げたという側面から、韓国内で高い評価を得ました。

2004年初演(韓国・ソウル)の児童・青少年演劇で、2004 ソウル児童演劇賞特別部門賞(企画)受賞、2006 韓国文化芸術委員会「今年の芸術賞」演劇部門受賞。




3. ぴーかぶー
          
      0・1・2・3才のための 初めて出会うお芝居



ないよう

ひくくてまあるいぶたいのなかから、

いろんなあそびがとびだすよ。

ゆったりしたじかんを おやこでどうぞ。













♪ げきあそび

♪ わらべうたあそび

♪ ぬのあそび


0・1・2・3才のための舞台劇 「ぴーかぶー」                (上演時間45分)

日 程 2010年 11月 21日 (日)
出 演 劇団 風の子九州
会 場 子どもセンター
主 催 NPO法人子どもセンターあさひ
参加者の感想   乳幼児対象の 「リトミック」 10月からスタート! 



4. 「茂山千之丞 狂言の会」

4才から楽しめる伝統芸能!  「子ども達の方が、
既成概念なく想像力豊かに楽しんでくれるんですよ」 by千之丞さん



茂山千之丞 狂言の会                           (上演時間70分)
日 程 2010年 12月 12日 (日)
会 場 大槻能楽堂
出 演 出演者(茂山千之丞さん)について

☆お話☆ 「狂言を楽しむために」 
☆曲目☆ 附子 (ぶす) ・ 蝸牛 (かぎゅう)
対象年齢 4歳以上 
主 催 NPO法人子どもセンターあさひ
 


〜 蝸牛 (かぎゅう)  あらすじ〜

山伏(やまぶし)が山で修行を終えての帰り道、竹やぶの中でひと寝入りしていると、主人の言いつけで、長寿の薬になるという蝸牛(カタツムリ)を探しにきた太郎冠者(たろうかじゃ)と出くわします。

「竹やぶには必ずいるものだ」と教えられて来た太郎冠者は、黒い兜巾(ときん)をかぶった山伏を見つけ、すっかり山伏がカタツムリだと信じ、主人のところへ連れて帰ろうとします。

山伏と浮かれているところに、帰りが遅い太郎冠者を心配した主人が、太郎冠者を見つけて「あれは、カタツムリではなく、山伏で売僧(まいす)だ!」と注意するのですが・・・。

太郎冠者の失敗談でありながら、めでたく楽しい狂言です。

〜 附子 (ぶす)  あらすじ〜



山一つ向うまで出かける主人は、太郎冠者と次郎冠者に留守番をいいつけます。

主人は二人に桶を見せ、この中には附子という毒が入っていて、その方から吹く風にあたっただけで死んでしまうしまうくらいだから、絶対に近づかないようにと言い置いて出かけます。

しかし、だめだと言われると、やってみたくなるのが人情。
二人は、こわごわ桶に近づき、中を覗き込みます。

すると、中身は附子ではなく、おいしそうな砂糖だったのです。
二人は我慢できず、つい砂糖を口にしてしまい、とうとう全部たいらげてしまいます・・・。

一休さんの頓知ばなしとしても登場する有名な狂言。

茂山千之丞氏プロフィール

茂山 千之丞 (しげやま せんのじょう)

1923年 10月14日 十一世 茂山千五郎の次男として生まれる
1925年 「以呂波」のシテで初舞台
1946年 二世 茂山 千之丞 を襲名 以後「三番三」「釣狐」を披く
1948年 能楽会の数百年来のタブーを破って能狂言師としては初めてラジオ・ドラマに他のジャンルの俳優と共演
1951年 京都能楽会常任理事として「京都薪能」の創立に携わる
1976年 木下順二作 新劇「夕鶴」の山本安英「つう」の相手役「与ひょう」を演じ続け、相手役最多上演記録をもつ
1993年 観世寿夫記念法政大学能楽賞を受賞
1994年 大阪芸術賞・京都新聞文化賞を受賞
1995年 芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞
1996年 芸術選奨文部大臣賞を受賞
1998年 松尾芸能賞優秀賞を受賞。CD室町歌謡組曲「BASARASARA」が 文化庁 平成10年度 第14回芸術作品賞レコード部門第1部を受賞
1999年 紫綬褒章 綬章
2006年 平成18年度『京都市文化功労者』受賞

 3歳の時 狂言「以呂波」のシテにて初舞台以来、戦後、兄の千作と共に、狂言の普及に努める。古典の狂言だけでなく復曲・新作狂言、オペラ「魔笛」や「瓜子姫とあまんじゃく」等の出演も多数手掛ける。

1948年、能楽会の数百年来のタブーを破って能狂言師としては初めてラジオ・ドラマに他のジャンルの俳優と共演。それ以後武智鉄二氏を中心とする新しい演劇運動に積極的に参画。保守的な能楽界で物議をかもし狂言界の異端児と呼ばれる。その間廃絶狂言の復活上演や古典狂言の新しい演出、新作狂言の演出・出演にも努める。

1960年頃よりオペラ・新劇などの作・脚色・演出を始める。代表作として万博協会委嘱によるオペラ(三島由紀夫原作)「地獄変」がある。

1976年(昭和51年)より新劇「夕鶴」の山本安英「つう」の相手役「与ひょう」を演じ続け、500回を越えた。

長年にわたって鍛え上げた芸に加え、生まれ持った声量、美声を武器とし年齢を感じさせないその舞台は観客を魅了してやまない。

平成8年芸術選奨文部大臣賞受賞。他数多く受賞。
著書に『狂言役者-ひねくれ半代記』(岩波新書)、『狂言じゃ、狂言じゃ!』(晶文社)。
CDに『ハイパー「室町歌謡組曲」BASARASARA』(fintec)などがある。



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