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2011年度の舞台鑑賞 (2011.1〜)
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プロの義太夫、三味線、人形遣いの方々に よるわかりやすい文楽の解説、子ども対象の 人形つかい、三味線のワークショップなど。 いきなり劇場で文楽を観劇するのは 敷居が高いという大人の方も、ぜひお子さんや お孫さんと 伝統文化をおたのしみください。 |
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◎ しゃみせん ◎ NPO法人人形浄瑠璃文楽座では、所属する 文楽技芸員が、教育機関や公共施設などに赴き、 文楽の普及活動を行っています。 |
人形浄瑠璃文楽は、江戸時代初期に 生まれた日本を代表する伝統芸能の 一つで、太夫・三味線・人形が一体と なった総合芸術です。 2003年にはユネスコより 「世界無形遺産」に。 古くはあやつり人形、そののち人形浄瑠璃 と呼ばれ、やがて「文楽」が 人形浄瑠璃の代名詞となりました。 |
◎ ぎだゆうぶし ◎ |
. ごころ えんしゅつ あそび心まんさいの演出に . お たの わら ごえ あちこちでわき起こる 楽しそうな笑い声 たの はなし かな はなし . 楽しい話はもちろん 悲しい話もおもしろい こども . それが “子供のためのシェイクスピア”!! さいしんさく ふゆものがたり . 最 新 作 「 冬 物 語 」は、 . ばんねん めいさく げき シェイクスピア晩年の 名作ロマンス劇。 |
写真:子供のためのシェイクスピアシリーズ 「お気に召すまま」 より
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あ ら す じ |
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おう こころ . シチリアの王さまの心は やきもちでふくれあがり、 かぞく う . そのせいで家族は はなればなれとなり、生まれたばかりの おうじょ こうや . 王女パーディタは、荒野に すてられてしまいます。 かぞく じぶん き . 家族をうしなって やっと自分のまちがいに気づいた . おう こうかい まいにち シチリア王は、後悔の毎日。 いっぽう こうや ひつじか . 一方、荒野にすてられたパーディタは 羊飼いにひろわれ、 . ねん さいげつ のち うつく せいちょう おう むすこ . 16 年の歳月の後 美しく成長し、あのボヘミア王の息子 こい お . フロリゼルと 恋に落ちるのですが・・・。 |
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“子供のためのシェイクスピア”シリーズは、99年度 湯浅芳子賞 のほか、‘09年度作品『マクベス』は、‘02‘03年に続く 本シリーズ3度目となる厚生労働省児童福祉文化賞を、 ‘10年には、紀伊国屋演劇賞団体賞を受賞。 |
2011年 8月9日(火)〜 8月 14日(日) 世界各国で高く評価されたクオリティの高い作品が 今年も集結! |
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せかいじゅうのげき、おんがく、 おどり、にんぎょうげき などなど・・ 今年もなつやすみに、おおさかに 大しゅうごうするよ! そのうちのひとつ、「冬物語」 を かいいんで かんしょうします。 |
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お は な し |
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こんなにすばらしいことをおしえてくれた かめんをとった ふたりの正体は? |
りせい ほんのう むじゅん なや まよ おとな . 理性と本能の矛盾に悩み、迷う、大人たち。 しんじつ こ . 真実をつらぬく子どもたち。 そうりつ しゅうねん ざ おく しんさく . 創立40周年をむかえるこんにゃく座がこどもたちに贈る、新作オペラ。 |
オペラシアターこんにゃく座 《新しい日本のオペラの創造と普及》を 目的に掲げ、1971年に創立し40周年を 迎える。 オペラを上演する専門のオペラ劇団とし て設立され、巡回公演を重ねる。 よく聞き取れる、内容の伝わる歌唱表現 を獲得することを、創立当初からの目的 とし、その成果は各方面からの評価を得 る。 現在、林光を芸術監督、萩京子を音楽 監督とし、歌手約35名を擁し、年間約 250公演の上演活動を続けている。 `09年「注文の多い料理店」 受賞歴 1989年 「ジローオペラ賞 ・ 特別賞」 「文化庁芸術祭賞(音楽部門)」 「音楽之友社賞」 2002年 「第12回 イーハトーブ賞」 2008年 「平成20年度児童福祉文化賞」 など多数 |
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創立40周年を迎えるこんにゃく座が 子どもたちに贈る、 福田善之と林 光、伝説の 「真田風雲録」や「袴垂れはどこだ」 のコンビによる はじめてのオペラ。 スペシャルプレ企画として、作曲家 林光さん講演会を開催しました! |
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♪ 作曲家 林 光 さん講演会 ♪ オペラの中にこども こどもの中のオペラ ― 「森は生きている」から「ねこのくにのおきゃくさま」へ ― 2011年 4 月 24 日(日) |
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★ あらすじ |
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はるかなむかしから、はるかな未来にまで かがやきつづける むすうの星ぼし・・・。 その中に “おさな星” という、ひときわ うつくしい星がありました。 そのおさな星が、このところようすがおかしいのです。 春がきても、すぐ冬になり、氷でおおわれ、このままではおさな星のすべてがこおらされてしまうのです。 そんなおさな星に、ひとりの男の子が生まれました。 母さんのうでにだかれ子守り歌を、父さんのひざの上でたくさんの物語をきいて成長していきました。 でも、このぼうやは、いつでもウトウトゆめみてばかり。 いつのまにか、だれもがぼうやを「うたたね」と よぶようになりました。 気味の悪いうわさが町中で広がりました。 吹雪の中、大きな手が人をおそってくる、ソリごと飲みこまれてこおらされてしまう・・・と。 おさな星はどうなってしまうのでしょう。 |
★ 舞台がまわる!? 宇宙ファンタジー! |
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客席をとっぱらい、まぢかに組まれたステージは、登場人物の細やかな表情まで見逃さないほど。 子どもたちは宇宙イメージの舞台空間に身をおいて、自由に想像力をふくらませ見てもらいます。 真ん中の円形舞台は外側がくるくるとまわり、七変化するリズミカルな展開に、子ども達はくぎづけ! |
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地球の子のあなたへ |
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むかし、人は国の中で場所取りのたたかいをしていました。 すこしたつと、こんどは国と国が争うようになりました。 やがて、それがどんなに無駄でおろかなことか、そして世界が平和であることがどんなに大切かをたくさんの経験をとおして人々はやっと気づくようになりました。 でもこれからのみなさんの時代は、もっともっと大きな世界、私たちが住んでいるこの地球のことを考えなければなりません。 なぜって、私たちみんな地球の子だからです。 (中略) いつもいねむりばかりしているような目立たない普通の男の子が、どうして大きな力を発揮できたか、そしてどうやってこのおさな星をすくったのでしょう。 その答えは、この劇を見て、どうかあなた自身で見つけて下さい。 うたたねはだれでもない、あなたなのですから。 未来に生きるあなたの心にいつまでも美しい魔法玉がまわり続けますように。 |
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